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女子力を引き出す

2011/09/17
最近よく目にする「女子会」とか「女子力」という言葉。

企業側も「ダイバーシティ戦略」の一環で、「女性活用」をかけ声に
様々な施策を活発化させるところが増えてきたような気がします。

でも、

「なぜ、女性活用なのか?何のために?」

という点に関しては、
あまり語られることがありませんね。

当の女性側も

「女性活用とか、性別で語られること自体がおかしい」

という意識もあるでしょう(実際、自分自身も、そう思っていましたし<笑>)。

ただ、最近脳科学や米国のニューロサイエンスマーケティングの本を読んで興味深いな、と思うのは

平均的に男性のほうが女性より
背が高いとか、
力が強い
というのと同じように、

男性と女性の脳の発達の違い・機能部位の大きさ・構成比の違いが、
男女間の潜在能力や意識の「得意分野」の違いを産んでいる


という事実が統計として記されていることです。

男性脳は「徹底した目的思考型」で集中力がある=「狩り」の能力が高い形で適者生存してきているけれど、

女性脳はそれと違う働き、つまり「種の保存のため、コミュニティに属しながら家族を守り、生き延びる力」が高い脳が適者生存してきている、ということのようなのですね。


特に女性脳に特徴的な事実としては、以下の3つが記されています。

事実1.「左右の大脳半球をつなぐ連結部分である「脳梁」のニューロンの数は、男性よりも女性のほうが4倍も多い」

これは、二つのことを意味します。

一つは、左右の大脳半球間で迅速な情報伝達が可能だということであり、
女性はいつでも自分の脳全体の機能をフルに活用する力があるということです。

いわば複数の仕事を同時に処理する能力(=マルチタスキング)に
長けているということですね。


もう一つは、女性脳は「合理的なフィルター」と「情緒的なフィルター」を
両方同時に使って情報処理しているということ。
男性の場合は、そのどちらかを1つずつ使うが、同時ということはないようです。


複雑にいくつにもからまる複数の糸を同時に解決したり
全く関係のないいくつもの仕事を、限られた時間で同時に処理したり、
理屈だけでなく、人の感情や共感を同時に考えて判断したり

ということは、どうやら女性のほうが得意、ということになります。


事実2.「脳全体からみた前頭前皮質の比率は、女性脳のほうがわずかに男性脳よりも高い」

前頭前皮質は感情を抑制する働きを持っています。


つまりこの比率が大きいということは、不安な感情がピークに高まっても、
女性のほうが比較的容易に抑制できることを意味します。

例えば太古の昔、赤ん坊を抱えた母親が肉食動物に遭遇すると、
この抑制機能が働いて、相手とまともに戦うべきかとっさに判断する余裕が与えられた訳です。

「女性は感情を処理するために8車線のスーパーハイウェーを持っているが、男性にあるのは狭い田舎道だけだ」
―ローアン・ブリゼンディーン医学博士

これは

「女性は自分の感情を抑えられない」

という世の中の定説とは全く真逆にある事実で、
非常に興味深いですよね。

ひょっとしたら、事実1のところでも紹介した、

「情報処理や判断の際に、感情的なフィルターも同時にかける」
女性の思考をみて、「感情を押さえられない」
ように見えるのかもしれないけれど、

その実、本当のピンチや逆境に見舞われたときの
「たくましさ」「冷静さ」、「気持ちの切り替えの早さ」は
意外に女性のほうが長けているのかもしれません。


事実3.「女性脳の言語中枢におけるニューロンの数は、男性脳より11%高い」

これは、平均的に女性がコミュニケーション能力に長けていることを意味します。

古の平安時代から紫式部が女流作家として活躍していたのも、
語学の習得能力が高いのも

そして「女子会」のコンセプトそのものである
「おしゃべり」が得意なのも

その証左といえるのではないでしょうか。


マルチタスキングが得意で

論理と情緒の双方のスクリーンで情報処理をし

不安やピンチの際の感情の抑制が得意で
コミュニケーション能力が高い


そんな女性脳の潜在能力を
もっともっと、最大限発揮できたら、
もっと思い切った「ヘンカク」が
様々なところで起こせるんじゃないか、、と


強く信じたくなりますよね。



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19:14 企業ヘンカク | コメント(0) | トラックバック(0)

風を起こす人たち

2011/08/28
怒濤のような大きなヘンカクの立上げの第1フェーズが無事終わり、
久しぶりのアップです。

いろいろやってみて、つくづく思ったことは、

文化大革命を起こすような大ヘンカク、っていうのは、

「集中力・スピード勝負」

だということ。

戦略を変え、判断基準を変え、組織を変え、人の動きや仕組みを変える。
当然全部リンクしているので、丁寧にやるといろんなところで、「そんなの無理」的な話が起きる。

しかも通常業務を抱えている人達が動かなければならないので、
「時間がない」「リソースがいない」という、「もっともな理由」で
物事がどんどん動かなくなる。

だから、実はあまり深く「考えすぎる」とだめなんですね。

大体の骨格を作って
少数精鋭で、一気に動く。
それも、数週間。1-2ヶ月という単位で。



「計画は5%。実行が95%」by カルロスゴーン
「やってみなければ、わからない。やってみて、それから直していけばいい」by ユニクロ柳井社長


大きなヘンカクを起こす経営者というのは、

思い切って枠組みを超えるヘンカクの、その実行の時間軸を「無茶ブリ」できる人。
そして自分が一番先頭にたって動き、やりながらその「やり様」を進化させられる人。

未だに精力的に寝る間もなく動き回っている、80代のとある企業創業者は、
その理由をこう答えられたそうです。


「自分が動けば、風がおきる。」



風を起こすのは、「社長」とか「部長」とかいう
役職についた人ではなくて、


風を起こす「意志」と「技術」をもっている人なんだな、と
とつくづく思う今日この頃です。




10:55 企業ヘンカク | コメント(0) | トラックバック(1)

Moment of Truth

2011/04/03
すっかりブログをさぼって、FacebookやTwitterにかまけていたら、
人生観そのものを揺さぶられる大震災。

震災のときには、Twitterで情報交換される情報の鮮度や、それをきっかけに起きる情報の対応速さにびっくり。
情報メディアがどんどん変わってきていることを実感している今日この頃です。


でもブログではきっと、ちゃんと何かまとまった考えを発信していく、ということが大事なのだと思い、
今日は、昔私が研究していた、

「Moment of Truth(真実の瞬間)」
のお話をしたいと思います。


Moment of Truthとは、

人の心・感情が、極めて高まっている瞬間のこと。

とても不安だったり、ストレスを抱えて緊張していたり、興奮していたり・・・


例えば、何か大切なものを無くしてしまい、本当に焦って困っているとき。
例えば、仕事で期待していた結果がでなくて、本当につらくて落ち込んで居るとき。
例えば、企業の生存そのものが危ぶまれているとき。

そして例えば、、、

大震災がおきて多くの方々が亡くなり、原発等の影響で放射能の見えない恐怖にさらされ、国の行く末や漠然とした不安にさいなまれているとき。



Moment of Truth では、

そのとき周りの人が
その状況に対してどのような行動・対処をしたのかによって、

(それが好きにつけ、悪しきにつけ)

その人の過去の印象を大きく塗り替え、
その後10年以上ぬぐえないくらいの
大きなインパクトを与える



ということが実証実験でも分かっています。


本当に、「決定的瞬間(真実の瞬間)」な訳ですね。

私が研究していたのは、

「企業が本当の意味でお客様のロイヤリティを上げるときの本当の差別化ポイントは何か」
というテーマです。

例えばサービス業でいうと、

お客様がサービスと接している時間の殆どは「平時」で、
大体このMoment of Truthに相当するのは、5%未満です。

でも、この5%未満の時間の対応が、
95%の平時にずっと積み上げてきた「信頼・イメージ」を
根本的、かつ半永久的に変えてしまう、

というのがポイントで、

「Moment of Truthに関しては、絶対に、何があっても、あるべき顧客サービスを徹底しなければならない、それが
実は究極の差別化に繋がる」のだ

という議論をしてきました。


とはいえ結局のところ、

「この人は本当に信頼できる人なのか。本当に周りのことを考えている人なのか」
「本当に尊敬出来る人か」
「本当の意味でのリーダーシップを持っている人か」

が如実に現れる瞬間であり、

実は人間関係にも普遍的に当てはまることだなあ、と思います。


まさに今は 、究極のMoment of Truth


この状況に対して、

一個人としてどんな行動を取っているか。

企業や組織のリーダーとして、
どんなメッセージを発し、どんなスタンスで
判断をし、何を実行をしているか。

Moment of Truthは、非常に限られた時間・瞬間であるにもかかわらず、圧倒的に強く、長く人の記憶に長く残ります。

人としての器。キャパシティ

先が読めない中での判断力。

人の心を掴み、前に進む力を生み出すリーダーシップ。

不屈の決意。


溢れる情報の中でも、冷静に取捨選択し、前向きなアクションを起こせるか。

場当たり的ではない、先を見据えた判断ができるか。

見えている課題にちゃんと向き合い、解決策を迅速に打ち出し、実行できるか。

国としての未来を、今だからこそ具体的に打ち出すことができるのか。


私自身、個人レベルでも

企業などの組織レベルでも

国・政治のレベルでも


様々なことがまさに今、
試されているのだと思います。












20:44 企業ヘンカク | コメント(0) | トラックバック(0)

イノベーションの本質

2010/10/26
すっかりサボってしまっておりました。すみません。

何人かの方に「全く更新してないですねえ」と言われ、
そんなに読んで頂いているなんて、、、何だか嬉しいやら恥ずかしいやら(汗)

心機一転。ちゃんとまた書き始めよう、と思います。よろしくお願い致します。

さて、ヘンカクのお話。

最近のマイブームは、「イノベーション」。

なぜかって、ヘンカクの本質は、
結局のところイノベーション(革新)だなあ、と思うからです。

つまり、

今までにないものを生み出す。
これまでの常識を覆す。
何か既存の概念を打ち崩す。


でも、これがなかなか難しい。

市場調査したら新しい何かが見えるかというと、そういうわけでもない。
(消費者は今ないものを「欲しがれない」とか、ほんとうに自分の欲しいものは実際見てみないと分からない、といいますよね)

自分の考えが「常識」や「既成概念」にどこまで縛られているのかは、
自分自身では全く気づかないことが多い。

でも、

ナポレオンにしても
エジソンにしても
スティーブジョブスにしても

革新的なイノベーションを起こす人達はいる訳です。

彼らの共通点というのは、一体なんなんでしょう?


実は最近読んだ本の中に、このヒントになるような分析があって、
なるほどなと思った法則は3つ。


1.情報アンテナが高いこと
(=世の中の最新の情報に接することのできる環境にいる、またはそういう環境に自分を置くこと)

2.今までにない新しい組み合わせを創出していること
(=自分の経験や過去の知見と、新しい何かを統合している)

3.不屈の精神をもっていること
(=周りがなんと言おうと、最終的にそれが実現するまで追求する信念と精神力がある)


1.はまあそうかな、と思ったのですが、
面白いのは2と3ですね。


イノベーションの本質は、

ゼロから何かを急に作り出すのではなくて、
これまでの蓄積と、新しい何かを「組み合わせ」「統合」して、
新しい何かを作ることなのだ、ということ。

そして、それを誰がなんと言おうと、「実行し、実現するところまでもっていく力」こそ、
実はイノベーションなのだ、

ということ。

まあ、確かに
「言ってはみるけど実現できていない」ものの
多さを考えると、

イノベーションの一番の肝は、
実は3なのかもしれません。


要は、

つべこべ言わずに、
まずやってみろ


ということですね(笑)





02:57 企業ヘンカク | コメント(0) | トラックバック(0)

志を抱くということ

2010/06/24
1週間半のインド出張から帰って来ました。

インドというところの熱気は、10億人という人口だけではなく、

実にその60%以上が29歳未満である
という「若さ」


から来ているように思います。

日本はもちろん、中国でさえも高齢化が進み、「老い行く」国が多い中、
まさに「これから」の国といえるでしょう。


ただ、一方で依然として、貧しい国でもあります。
ストリートキッズも、ムンバイでは本当に数多く見かけます。

人口の数%しか存在しない「豊かな家族」の子供として産まれなかった多くの人々にとって、
貧しさから抜け出す道は2つ。

1つめは、一生懸命勉強して、インドの難関大学であるIITに入ること。

ただ、これは勉強できるだけのお金がある人の場合にしかあてはまりません。

そうすると残る道はただひとつ。

映画やテレビでスターになること。

アカデミー賞を受賞した「スラムドックミリオネア」は、そんなインドで人気のテレビ番組、
「クイズミリオネア」に出演したスラム出身の主人公のお話でした。

実際、インドの人気番組、アメリカンアイドルならぬ「インディアンアイドル」には、そのオーディションに、数百万人が行列をつくるのだそうです。

「この貧しさから抜け出したい」
「少しでも豊かになりたい、幸せになりたい」


そういう強い想いと、夢を抱いて。


もともと日本が戦後目覚ましい成長を遂げたのは、
今のインドの人々と同じように、

「少しでも豊かになりたい」
「幸せになりたい」

という、本当に純粋な強い思いを、志を、ハングリー精神を
誰しもがもっていたからかもしれません。


ふと気がつくと、今の私たちは、
自分が何を求めているのかが、見えなくなっているような気がします。


インドや中国にあって
日本にはないもの。

明治維新の志士たちにあって、
今の日本の政治家にはないもの。

高度成長期に飛躍的に世界に飛び出していった日本企業にあって
今の日本企業に欠けているもの。


それは、

未来に対する強い思い。希望。
そして、「志」なのかもしれません。



10:33 企業ヘンカク | コメント(0) | トラックバック(0)
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